お蚕さまからのたより|VOL.36 身体を動かして美しく、前向きに
身体を動かすことは健康で美しくいるためには大切。頭では理解していても、実践するのは難しいもの。そんな私たちの背中を押してくれる人がいます。今回は、健康と美のプロフェッショナル・廣瀬由仁子さんにお話を伺いました!
1.健康と美のプロフェッショナル 廣瀬由仁子さん
2.「ミセスなでしこ日本大会」初代グランプリを受賞
3.年齢にかかわらず、いつまでもチャレンジしつづけたい
1.健康と美のプロフェッショナル 廣瀬由仁子さん
廣瀬由仁子(ひろせゆにこ)さんは、ピラティス、バレトンインストラクターであり、ウォーキング指導者として美や健康について発信しています。「身体を動かしたり、しっかり歩いたりすることは、気持ちを前向きにしてくれて、運も引き上げてくれる。運動ってそういうポジティブなルーティーンを生み出してくれるものだと思います」
もともとは出版社に勤め、雑誌編集長だった経歴の持ち主で、現在もフリーライターの肩書を持つ廣瀬さん。「健康と美」をテーマに活動するようになったきっかけには、自身のお母さまが深く関係しているそう。
「今から15年くらい前、母が癌を患って、介護が始まったんです。自分でごはんを食べられなくなり、動けなくなって。そんな姿を間近で見ていて、動けない、食べられないことが人の命を奪っていくんだということを実感しました」と廣瀬さんは振り返ります。
人が健康であるには、まず自立し、自分で食事し、咀嚼できること。そんな当たり前のことがどんなに幸せなことか――。廣瀬さんは、意識して身体をつくることの重要性を痛感し、ピラティスインストラクターの資格を取得。これが廣瀬さんにとって「健康と美」をテーマにした活動の始まりとなりました。
2.「ミセスなでしこ日本大会」初代グランプリを受賞
「『着物のコンテストに出てみない?』と声をかけてもらったのは、母親の遺品整理をしていて、私に残してくれていた美しい着物を見つけた頃とほぼ同じ時期でした。これまで着物に触れたことはほとんどありませんでしたが、この着物を活かすには今しかないと思い、出ることを決意しました」。出場したコンテスト「ミセスなでしこ日本大会」ではいきなり初代グランプリを受賞。これを機にさらに「健康と美」の分野での活動が増え、コンテストの指導者としての依頼も増えていったそう。
「これからも健康と、健康に伴う幸せを伝えていければ良いかなと思います。それとともに、私自身が健康的でいることで、身体を動かすことで美しくいられるんだということを発信していきたいですね」
3.年齢にかかわらず、いつまでもチャレンジしつづけたい
いろいろな活動や新たなチャレンジを続けてこられた廣瀬さん。「いくつになっても挑戦し続ける、新しいものを受け入れていくっていうのは大事だと思います。実は亡くなった父が登山家で、世界中の登ったことがない山に70歳くらいまで挑み続けました。そんな父のDNAを受け継ぎ、私も常識にとらわれずチャレンジしたい。そうあることが健康的な美しさの秘訣で、気持ちが前向きにいられる理由だと思っています」
さらに茶道や語学などにも挑戦したいと話す廣瀬さん。年齢を重ねても健康的に、そして美しくいるための努力を惜しまないその姿勢は、周りの人をも元気に、明るくしてくれています。
何歳になっても体と心を動かすことで健康や美を追求する廣瀬さんのお話、いかがでしたか? 天虫花草世代の皆さんのいきいきとした暮らしの参考にしていただけたら嬉しいです。
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明日はもっと、豊かな自分に。
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