お蚕さまからのたより|VOL.15 天虫花草のふるさとを訪ねて~棚倉編~
天虫花草の原料であるカイコハナサナギタケ冬虫夏草の研究現場や製造工場がある東北の拠点をご紹介する記事の第3弾!今回はいよいよ、製造工場のご紹介です。その場所は、福島県東白川郡棚倉町。盛岡に続いて、5月に京都の販売チームが訪問しました。
目次
1.自然と歴史が豊かな棚倉町に、2019年12月に新工場竣工
2.“安心・安全”が第一。品質管理を徹底
3.健康に関るものだから手作業で一つひとつ丁寧に
1.自然と歴史が豊かな棚倉町に2019年12月に新工場竣工
第一工業製薬の 棚倉工場は、福島県南部に位置する東白川郡棚倉町、古来より“みちのくの玄関口”として知られた白河から車で30分ほどの場所にあります。緑に囲まれた自然豊かな棚倉の歴史は古く、古墳や遺跡が点在しています。1万年以上も前の人の暮らしの痕跡があるそうで、棚倉工場の前にも古墳がありました! 江戸時代には棚倉城が築かれた城下町でもあり、豊かな自然と歴史が彩るまちです。
2.“安心・安全”が第一。品質管理を徹底
棚倉工場は2019年に建てられたばかりの新しい建物。2階建てで、1階で生産を行い、2階が事務所になっています。工場には、蚕のサナギの洗浄、選別、滅菌を行う部屋と、植菌してカイコハナサナギタケ冬虫夏草を栽培するクリーンルームなどがあります。清潔で整頓されていて、理科の実験室のような雰囲気です。棚倉工場は、食品の安全規格であるJFS-B規格 を取得し、食品衛生管理の国際的な基準、HACCAPの対応工場でもあります。「原料の受け入れから出荷まですべてにおいてフローをつくって、しっかり管理しています。特に滅菌の工程はHACCAPでも重要な項目となっていて、厳しい管理を徹底しています」と下茂洋一工場長(写真左から2人目)。
3.健康に関わるものだから手作業で一つひとつ丁寧に
実は 、ほとんどが手作業。サナギの選別は、手で触り、目で見て行い、植菌作業も一つひとつ手で行います。下茂工場長は「人の健康に寄与する食品を作っているという意識を持って、確かな品質のものをと日々製造しています」と、製品への想いを語ってくれました。
棚倉工場では、製品の出荷やお電話での問い合わせ対応なども行っていて、まさに“お客様とつながる場所”。棚倉からお客様のもとへ―。安心・安全な天虫花草をお届けします。
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明日はもっと、豊かな自分に。
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