2022年 6月 30日
きせつのえてがみ｜VOL.12 内側に耳をすませば聴こえてくる 嘘をつけない心臓の音
ときどき、美術館やギャラリーに足を運びます。
そんなときによくやるのが、
「ひとつだけ買って帰るならどれにしよう？」
という妄想。
自分の部屋に飾るのなら、一体どの作品がいいだろう。
見ていて心地良くなるような作品って、どんなものだろう。
それは、ただ作品を眺めるだけではない、自分の感性に耳を傾ける時間。
「知る」よりもっと先の「感じる」に踏み込んだとき、
ようやくその作品を味わえているような気持ちになります。
「これだ！」と思える作品と出会えたなら、
売店でポストカードや図録を買ってみるのもいいですよね。
そんなふうにして、自分の人生に好きなものを増やしています。
短歌、文 土門蘭
イラストレーション 岸本敬子
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明日はもっと、豊かな自分に。
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