お蚕さまからのたより|Vol.2 蚕のちから―岩手発、バイオコクーン研究所
天虫花草に使用しているカイコハナサナギタケ冬虫夏草は、岩手県にあるバイオコクーン研究所で長年研究され、世に送り出されたもの。
カイコハナサナギタケ冬虫夏草は「虫から生えるキノコ」です。
こう言うとちょっと驚かれる方もおられるかもしれませんね。
今日はその驚きを、納得に変えていただくお話です。
目次
1.古くから中医学の中薬として愛飲されてきた
2.ハナサギタケのホストは蚕
3.日々の健康と健康長寿社会の切り札に
1.古くから漢方の生薬として愛飲されてきた
冬虫夏草とは「冬は虫の姿だが、夏になるとキノコになる」と信じられていたことから名付けられました。
おもに昆虫に寄生する「虫草類」という菌類、つまりキノコです。
この「虫から生えるキノコ」冬虫夏草は、中国では古くから生薬として利用されてきました。
日本では、昆虫などをホストとする菌類を総称して冬虫夏草と呼んでいます。
国内で約400 種の冬虫夏草が確認されており、日本は冬虫夏草の宝庫と言われます。
バイオコクーン研究所が研究し生産するカイコハナサナギタケ冬虫夏草は、蚕(かいこ)が蛹(さなぎ)をホストとするハナサナギタケという種類です。
2.ハナサギタケのホストは蚕
冬虫夏草という響きには、どこか山奥にでも生息する神秘的なイメージをともないます。
だが、ハナサナギタケは湿度がある渓流沿いの遊歩道や里山、時には都市部の公園の中でも見つけることができます。
自然界でハナサナギタケのホストとなるのは蛾の幼虫で、4 月頃に卵から孵化(ふか)して、幼虫になり7、8 月に成虫になります。
しかしハナサナギタケは6 月頃に、地中に棲む蛾の幼虫に寄生すると、湿度の高い梅雨の頃に菌糸を伸ばします。
幼虫は蛹となりますが、ハナサナギタケはホストの体内に菌糸をはわせて成長します。
梅雨が明けて晴れが続き、気温が上昇して乾燥しだす頃に、ハナサナギタケは子孫を残すために子実体(キノコ)を地上に伸ばし、胞子を放出します。
この写真はまさに胞子をまく瞬間を捉えたものです。
3.日々の健康と健康長寿社会の切り札に
蚕は桑の葉だけを食べて、幼虫から1万倍に成長し繭をつくり蛹(さなぎ)となります。
その蛹を宿(ホスト)主とするカイコハナサナギタケ冬虫夏草の新たな機能性をバイオコクーン研究所が発見。
国産カイコのサナギを培地とした冬虫夏草を独自の技術で培養・育成し、カイコハナサナギタケ冬虫夏草粉末を安定供給する方法を確立しました。
同研究所は2018年に第一工業製薬のグループとなり、2021 年冬虫夏草の有用性を世界に発信。
新規有用成分ナトリード®️をつきとめた鈴木幸一名誉教授は、その健康効果を明らかにしました。
天虫花草は、この冬虫夏草粉末を原料とした、純国産の健康補助食品です。
バイオコクーン研究所は、このカイコハナサナギタケ冬虫夏草が日々の健康に役立つばかりか、健康長寿社会の切り札となることを発見したのです。
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明日はもっと、豊かな自分に。
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