お蚕さまからのたより|VOL.22 涼しくなったのにしんどい……それってひょっとして「秋バテ」?
猛暑の8月がようやく過ぎ去って、徐々に過ごしやすくなってきましたね。それなのに、夏バテみたいに身体がだるいし、食欲もない。そんなことありませんか? もう夏バテじゃないだろうし……。実は、夏だけではなく、“秋バテ”もあるのだそう。今回は、そんな秋バテ対策をご紹介します。
目次
- 秋バテとは? 快適な季節なのになぜバテるの?
- 寒暖差がある時期。身体を冷やさないように
- 食や運動を楽しんで、ゆっくり休養を
1.秋バテとは? 快適な季節なのになぜバテるの?
暑くもなく、寒くもなく。運動の秋、読書の秋と言ったりして、何をするにも快適!秋と言えばそんなイメージの季節ですよね。涼しくなってきたし、夏に暑すぎてやる気になれなかったこと、やっといろいろとやりたいなと思っているのに、体がついていかない。そんな人は、“秋バテ”かもしれません。身体がだるい、食欲がない、よく眠れない、立ちくらみやめまいがする……。秋にも身体や心がバテて、そんな症状に見舞われることもあるそう。
2. 寒暖差がある時期。身体を冷やさないように
秋バテをひきおこす原因はさまざまありますが、寒暖差や低気圧の影響などに身体が順応できていないこともあげられています。昼間は暑いくらいなのに、朝晩は肌寒かったり。体調管理が難しい時期でもありますよね。こうした変化に対応できなくて、自律神経が乱れてしまうよう。これまで35度を超えるような暑さに耐えてきたことを考えると、身体に疲れがたまっているのもわかる気がします。
自律神経が乱れると、血の巡りが悪くなってしまうことも。身体を温めて冷えを予防することも大切です。カーディガンを持ち歩くなど、脱ぎ着ができる服装で出かけると安心です。また夏の入浴はシャワーだけだった人も、そろそろ湯船にゆっくりつかって体を温めて。38~40度くらいの温度のお湯がいいそうですよ。
3.食や運動を楽しんで、ゆっくり休養を
食も体調を整えるのに大切な要素。せっかくおいしいものがいっぱいの秋なのに、秋バテで食欲がないなんて残念です。自律神経を整えるにはビタミンBやカルシウム、食物繊維が良いと言われています。実りの秋、栄養素にも気を配って旬の食材を積極的にとるようにしてみては。
それから、体調が戻ってきたら、適度な運動をぜひ。 電車を最寄り駅のひと駅前で降りて歩いてみたり、階段を積極的に使ったり。無理のない範囲で毎日の習慣にしていきましょう。よく動いた日は、ぐっすり眠れそうですね。十分な睡眠をとって、身体を休めましょう。
いかがでしたか?秋バテも夏バテも、気を付けるポイントは似ていますよね。疲れているかもと思ったら、ちょっと立ち止まって、身体のケア、してみてくださいね。
参考)
・奈良県医師会 清益功浩「『秋バテ』ってどんな病気?対策は?」(https://nara.med.or.jp/for_residents/5793/)
・ドクターサーチみやぎ「夏バテならぬ『秋バテ』って知ってる?」(https://miyagi.doctor-search.tv/voicedetail/MIYAGI-DVOICE-3000003)
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